世界初「台風発電」実現を目指して 実証実験費用をクラウドファンディング

プロペラを使わない風力発電機で、台風のエネルギーを電気に変えるプロジェクトが始動。クラウドファンディング資金を募っている。 プロペラがない「垂直軸型マグナス風力発電機」を実用化し、台風のエネルギーを利用して発電するプロジェクトがクラウドファンディングサイト「Makuake」で実証実験の実施費用を募っている。支援は3000円(税込)から。「Makuake」のサイトより「垂直軸型マグナス風力発電機」は、円筒を気流中で自転させたときに発生する「マグナス力」で動作する仕組み。プロペラを使わないため、強風による暴走や故障のリスクが少なく、安全性の向上、低コスト化、静音化などが期待できる。理論上は台風の際も発電が可能になる。製品化を前にした実証実験として、沖縄県南城市でフィールドテストを行う予定だ。直径約3メートル、高さ約3メ...