人工知能とIoTで“人に寄り添う家電”を目指す――ロボット携帯「RoBoHoN」に見るシャープの狙い

シャープが、人型ロボット携帯電話「RoBoHoN」を発表した。人工知能音声認識など同社の技術を活用し、生活に密着した家電ブランドの構築を目指す。 「目の付けどころがシャープ」に加えて「人に寄り添うシャープ」を目指す――シャープが来年の発売を目指すモバイル型ロボット電話「RoBoHoN」(ロボホン)。同製品を筆頭に、音声認識人工知能を活用した家電ブランド「ココロプロジェクト」を事業の中核として育てていく。RoBoHoNは、自ら2足歩行で歩くヒューマノイドロボット型の携帯電話端末。背面に2.0インチのQVGA液晶タッチパネルを搭載し、モバイル通信(LTE/3G)で通話やメールを利用できる。長谷川祥典専務長谷川祥典専務は、音声認識人工知能を活用した家電ブランド「ココロプロジェクト」を事業の中核として伸ばしていく展望を語る。音声対話エンジン...