ホテル不足で訪日中国人のラブホテル宿泊が急増 条例改正で“爆買い”仕様の進出促す自治体も (1/3)

訪日外国人の増加で慢性的なホテル不足に悩むなか、“爆買い”中国人がラブホテルに宿泊するケースが増えている。関空対岸の泉佐野市はラブホテル規制条例を改正し、中国人が好む家族で利用可能な大部屋の多い一般ホテルの建設を可能にした。 訪日外国人の増加で慢性的なホテル不足に悩むなか、“爆買い”中国人がラブホテルに宿泊するケースが増えている。業を煮やした関空対岸エリアの泉佐野市は約30年ぶりにラブホテル規制条例の規則を改正し、中国人観光客らが好む家族で利用可能な大部屋の多い一般ホテルの建設を可能に。ラブホテル進出を防ぐためのシングルルームの一定数以上の義務づけを撤廃する一方、外観条件を厳しくすることで規制効果を保ちながら、“爆買い”仕様のホテル進出を促すのが狙いだ。(吉村剛史) 深刻なホテル不足でラブホにまで流れる中国人客中国人団体客でにぎわう関空対岸のホテル。LCCの相次ぐ就航で大阪市内よりも人気が高い=泉佐野市の観光ビジネ...