「Sprintを売る気は全くない」と孫社長 「必ず改善してみせる」

「Sprintを売る気は全くない。買って良かったと思っている」――ソフトバンクグループの孫社長は、低迷する傘下の米Sprintの再建策を話した。 「Sprintを売る気は全くない。買って良かったと思っている」――ソフトバンクグループの孫正義社長は8月6日の決算会見で、低迷する傘下の米Sprintの再建策を話した。インフラを改善して顧客獲得を加速させ、同時にコストを削減。純有利子負債を圧縮し、2年ほどで経営を建て直すという。孫正義社長(決算発表会の配信映像より)ソフトバンクは2013年、米契約者数3位(当時)のSprintを買収。4位T-Mobileも買収して両社を合併させ、トップのVerizon Wireless、2位のAT&Tと並び立たせる計画だったが、米当局の反対でT-Mobileの買収に失敗。直近ではSprintはT-Mobile...