冬の北海道を走る「流氷ノロッコ号」廃止 ディーゼル車の老朽化で

毎年1~3月にJR北海道が運行する臨時列車「流氷ノロッコ号」の廃止が決まった。 JR北海道は2月24日、冬季の臨時列車「流氷ノロッコ号」の運転を今年度で終了すると発表した。最終運行日は28日。JR北海道のサイトより毎年1月下旬から3月上旬に、網走駅と知床斜里駅の間を運行するトロッコ列車。1990年の運転開始以降、オホーツク海の流氷を眺める列車旅を楽しめるとして、人気を集めてきた。客車をディーゼル機関車でけん引する方式を採用しているが、機関車の老朽・劣化が激しく廃車が決まった。他のディーゼル機関車は除雪用途に使うため、代替車の確保も難しいという。来年度以降は客車を使用せず、普通列車用の気動車を使った運転を検討している。JR北海道 釧路支社のサイトより...