東日本大震災から5年 Google、被災地のストリートビューを更新 「東北の今を知る一助に」

東日本大震災被災した地域のストリートビューGoogleが更新。被災から5年が経った東北各地の風景を閲覧できる。 Google日本法人は3月2日、東日本大震災被災した地域のストリートビュー画像を更新した。2015年6月から16年1月にかけて、岩手県宮城県福島県茨城県内の59市19町4村を撮影し、「東北の今を知る一助となることを願っている」としている。被災した建物がそのまま残る福島県浪江町11年7月に開始した「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」の一環。Googleマップに加え、特設サイト「未来へのキオク」でも公開している。「震災前」「震災直後」「震災後(2015年)」の3つの時点で町並みの変化を閲覧できる。震災遺構として保全工事が進む「たろう観光ホテル」(岩手県宮古市)、現在も被災した建物...

世界最強の囲碁ソフト目指せ――ドワンゴ「DeepZenGoプロジェクト」始動 Google「AlphaGo」打倒も

ドワンゴが、世界最強の囲碁ソフトを開発する「DeepZenGoプロジェクト」を始動。米Google「AlphaGo」の打倒を目指す。 ドワンゴは3月1日、世界トップレベルのコンピュータ囲碁ソフトを開発する「DeepZenGoプロジェクト」を発表した。日本棋院が協力し、日本最強ソフトの1つ「Zen」をベースに、将棋ソフトの開発者や人工知能(AI)研究者らが集結。米Googleが開発した囲碁用のAI「AlphaGo」を上回る性能を目指す。DeepZenGoプロジェクト「Zen」開発チームのチーフプログラマー・尾島陽児さんを中心に、将棋ソフト「PONANZA」を開発した山本一成さん、AIを専門に研究する東京大学の松尾豊准教授もプロジェクトチームに参加し、半年から1年後の完成を予定する。ドワンゴがハードウェアや開発スペースといった開...

民放5局の共同見逃し配信ポータル「TVer」、200万ダウンロード突破

在京民放5社の共同「TVer」のスマホ向けアプリが200万ダウンロードを超えた。 日本テレビテレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京フジテレビジョンの在京民放5社は3月1日、放送終了後のテレビ番組を広告付きで無料配信するポータルサービス「TVer」のスマホ向けアプリが2月25日に200万ダウンロードを超えたと発表した。TVer昨年10月にサービスを開始し、11月には100万ダウンロードを突破。全体の75.98%がスマートフォンタブレット経由になっているという。利用デバイス比率開始時のラインアップ約50番組から拡大し、現在は63番組に。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「ダメな私に恋してください」「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」など放送中のドラマも視聴できる。...

「ファンタシースターオンライン2」、敵キャラ「幻創戦艦・大和」菊花紋章のデザイン変更

ゲーム「ファンタシースターオンライン2」で、敵キャラクター「幻創戦艦・大和」の菊花紋章のデザインが変更される。「菊花紋章のままの戦艦に攻撃を加えること」などに、非難が寄せられたという。 セガゲームスは3月3日、オンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2」に登場するボスキャラクター「幻創戦艦・大和」について、艦首の菊花紋章のデザインを変更すると発表した。菊花紋章のデザインを変更した「幻創戦艦・大和」「幻創戦艦・大和」は、旧・日本海軍が建造した戦艦大和をモチーフにした敵キャラクター。2月20日のイベント「ファンタシースター感謝祭2016・大阪」で登場したが、「大和と名のつく戦艦を敵として登場させること」「菊花紋章のままの戦艦に攻撃を加えること」などに対し、非難・反発する意見が寄せられたという。同ゲームの酒井智史プロデューサーは、公式サイト上で「戦艦大和への敬意を大切にして、...

新「ゴーストバスターズ」の初トレーラー公開

日本では8月19日封切り予定の新「ゴーストバスターズ」の初めてのトレーラー(約2分30秒)がYouTubeで公開された。 1984年に公開され、大ヒットしたSFコメディ映画「Ghostbusters(ゴーストバスターズ)」のリメイク版(タイトルは同じ)の初トレーラーがYouTubeで公開された。ゴーストバスターズは、ニューヨークに大量発生したゴーストを3人の科学者が退治するというSFコメディ。オリジナルのバスターは全員男性だったが、新版では4人の女性が主人公。演じるのはメリッサ・マッカーシークリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズだ。出動する専用車はキャデラックの霊柩車を改造したものになっている。監督は俳優でもあるポール・フェイグ。米国では7月15日に、日本では8月19日に封切りの予定だ。s...

企業内部からの情報漏えい、6割が“うっかり” データ持ち出しは「USBメモリ」が最多

企業内部からの情報漏えいの約6割が、故意ではなく「うっかり」――内部不正による情報セキュリティインシデントの実態調査結果を情報処理推進機構IPA)が発表した。 情報漏えいをもたらす内部不正の約6割は故意ではない「うっかり」――情報処理推進機構IPA)は3月3日、「内部不正による情報セキュリティインシデント実態調査」の結果を発表した。約6割が故意ではなく「うっかり」内部不正経験者に理由を尋ねたところ、「うっかり違反した」が40.5%、「ルールを知らずに違反した」が17.5%となり、約6割が故意ではなく「うっかり」によるものだった。故意の内部不正は40.2%を占め、「業務が忙しく、終わらせるために持ち出す必要があった」(16.0%)、「処遇や待遇に不満があった」(11.0%)などが理由に挙がった。情報の持ち出し手段は「USBメモリ」が経験者全体の43....