企業内部からの情報漏えい、6割が“うっかり” データ持ち出しは「USBメモリ」が最多

企業内部からの情報漏えいの約6割が、故意ではなく「うっかり」――内部不正による情報セキュリティインシデントの実態調査結果を情報処理推進機構IPA)が発表した。 情報漏えいをもたらす内部不正の約6割は故意ではない「うっかり」――情報処理推進機構IPA)は3月3日、「内部不正による情報セキュリティインシデント実態調査」の結果を発表した。約6割が故意ではなく「うっかり」内部不正経験者に理由を尋ねたところ、「うっかり違反した」が40.5%、「ルールを知らずに違反した」が17.5%となり、約6割が故意ではなく「うっかり」によるものだった。故意の内部不正は40.2%を占め、「業務が忙しく、終わらせるために持ち出す必要があった」(16.0%)、「処遇や待遇に不満があった」(11.0%)などが理由に挙がった。情報の持ち出し手段は「USBメモリ」が経験者全体の43....