AcrobatとReaderの更新版では17件の脆弱性に対処した。悪用された場合、任意のコードを実行され、システムを制御される恐れがある。 米Adobe Systemsは1月12日、予告通りにAcrobatとReaderの定例セキュリティアップデートをWindowsとMac向けに公開し、多数の深刻な脆弱性を修正した。Adobeのセキュリティ情報によると、今回のアップデートでは解放後使用やメモリ破損など17件の脆弱性に対処した。悪用された場合、任意のコードを実行され、システムを制御される恐れがある。優先度はWindows、Mac向けとも上から2番目の「2」に指定。現時点で攻撃の発生は確認されておらず、30日以内をメドにアップデートの適用を呼び掛けている。脆弱性を修正した更新版は、Windows、Mac向けともAcrobat DC/A...